小さな命を総体的に見つめたい。かめんちゅshop KEEPER 2号店による繁殖販売・飼育用品・エサ販売。

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<ニオイガメの違い>

(上の写真はスジクビヒメニオイガメ)

色々な種類がいても、どれも似ている様なニオイガメ。

よく、小さくて可愛いと人気の

カブトニオイガメさんも実は甲長16cmになる事実があったり、

一方、オオアタマヒメニオイガメさんは甲長12cm程度だったり・・・

その他、実はこんな違いがあるんです♪
(※当店では、カブトニオイガメの繁殖販売は現時点では行っておりません。)

♪しっかりと違いがある♪
♪カブトニオイガメとオオアタマヒメニオイガメ♪


赤ちゃんの時はお腹の模様などに違いがありますが、

大人のかめさんでも、生まれたてのかめさんでも、

はっきりとした違いがあります。




お腹でわかる
オオアタマヒメニオイガメとの区別はお腹の

「ある部分」

でわかります。

それでは写真でご確認ください♪


まず、色・模様が異なるのがおわかりいただけますでしょうか?

左手の画像のお腹に模様が有る方はカブトニオイガメさん。

この模様は大人になるにつれて薄くなったり消失することがあります。

一方右手画像のオオアタマヒメニオイガメさんの方は、

このままお腹が赤い場合もありますが、

大人になるにつれて薄くなるか、全くカブトニオイガメと

見分けがつかないクリーム色になっていくことがあります。

つまり、模様だけではオオアタマヒメニオイガメとの区別は
難しい場合があります。


その他、決定的な違いがあります。


・・・それは、喉元に近い「喉甲板(こうこうばん)」という甲羅の
存在です。

それでは次に□印を付けて解説いたします。




喉甲板の場所。□マークでお分かりいただけるかと思います。

そう、この小さな甲羅が入る亀さんこそ、オオアタマヒメニオイガメ、

小さな甲羅が入らない亀さんこそ、カブトニオイガメさんです。
(カブトニオイガメ(左側)の画像、若干不鮮明で申し訳ございません)

この特徴は、大人のカメさんになり、大きくなればなるほど、
分かりやすくなっていきます。




オオアタマヒメニオイガメとスジクビヒメニオイガメの
お腹の違いは・・・

一方、オオアタマヒメニオイガメとスジクビヒメニオイガメは、

喉甲板を持ち、似た雰囲気を持っている為
パッと観ただけでは難しいかもしれません。

しかし、しっかりと特徴的な違いがあります。
まずは写真をご覧ください。


お腹は大きくなってくると分かりにくくなっていく傾向にありますが

まだ赤ちゃんの時であれば、この様に「お腹の色」から
違いを見ることができます。

上段の子達がオオアタマヒメニオイガメ、
下段の子達がスジクビヒメニオイガメさんです。

こちらの写真は似た色の写真を並べたわけではなく、

それぞれ異なる親の二種類です。

ピンクがかった色のオオアタマヒメニオイガメ、
オレンジ系の色のスジクビヒメニオイガメとに
しっかりと分かれています。

同様の撮影環境での同じカメラ使用の写真を使用しております。







甲羅の形でわかる

上で解説しました「喉甲板こうこうばん」ほど、説得力はありませんが、

次に挙げられる特徴としては、甲羅の形状です。

カブトニオイガメは正面から観ると、頂点に向かって隆々とし、

カブトの様な三角形の印象を受けます。


一方、オオアタマヒメニオイガメさんは、

そこまでの盛り上がりを見せず、

横に広く、それよりは落ち着いた印象です。
(下の画像は左右共にオオアタマヒメニオイガメさんです)



こう観てみると、どちらも兜の様な印象を受けますね。

ですが、カブトニオイガメさんの方は、
頭に覆いかぶさるような甲羅の形をしておりますので

その点、一つの目安になるでしょう。







♪似てるんだけど違う♪
♪オオアタマヒメニオイガメとスジクビヒメニオイガメ♪

なんで似ているのに違うのかな・・・・
と疑問に思われる方もいるかと思います。

実は、オオアタマヒメニオイガメさんと
スジクビヒメニオイガメさんはとっても近い種類。

自然界でも、一番近い種類と位置付けられているそうです。




甲羅の形でわかる

パッと観ただけではどこが違うんだろう・・・と思うばかり。

でも、よく観てみると違いが分かります。

まずは正面から観た時の写真をご覧ください。



違いが分かりやすい子の写真を選びましたので、
色々と、「ここが違うのかなぁ。」
と、感じていただけるのではないかと思います。

それでは□印をつけて解説させていただきます。





印の部分、少し出っ張っているのがお分かりいただけると思います。

これは頭側の甲羅から後ろの甲羅に伸びる出っ張りで、

上からみるとこの様な感じになっています。


丁度、光の加減で隆起しているところから影がかかっているので、

出っ張り部分がどこか判断しやすくなっています。

甲羅の色に関しまして、
画像の子では左のオオアタマヒメニオイガメさんがクリーム色に近く、

右側のスジクビヒメニオイガメさんが茶褐色という感じですが、

スジクビヒメニオイガメに茶褐色は多い傾向にはあるものの、

オオアタマヒメニオイガメに近い色の子がいたり、

スジクビヒメニオイガメでもオオアタマヒメニオイガメに近い色の子も
おりますので、

特徴として挙げることは難しいでしょう。







模様で分かる

一番わかり易い特徴といえば、首筋の模様。

スジクビヒメニオイガメという名の通り、
スジクビヒメニオイガメには頸の部分に

鮮やかな「線」模様が入ります。
虫食い模様の様になっていることもあります。

まずはスジクビヒメニオイガメさん。

頭部は虫食い模様で、頸にかけて線状になっていることが
お分かりいただけると思います。
↓よろしければこちらもご覧ください↓


頸を引っ込めると、頸元の皮フが外に出てくるので、
線模様が綺麗に見受けられます。




一方、オオアタマヒメニオイガメさんの模様です。

オオアタマヒメニオイガメさんは、

主に、黒い水玉模様が点々としております。



基本的にはこの模様で見分けられますが、

自然界ではご近所さんであることもある様で、

稀に、
下の画像の様にスジクビヒメニオイガメさんと似たような模様を持つ

オオアタマヒメニオイガメさんもおります。
(※画像の模様は、単純に水玉模様が連なっただけの可能性もあります)




2種類のかめさんを並べてみると・・・？

一目瞭然


三枚の画像の内、左上の画像がオオアタマヒメニオイガメ。右上と下の画像がスジクビヒメニオイガメです。
スジクビヒメニオイガメはその名の通りという感じですね◎

でも!アゴヒゲ!

水中のセンサーの様な役割でしょうか。
オオアタマヒメニオイガメにも、スジクビヒメニオイガメにも
センサーのアゴヒゲが付いております♪
(体の一部ですので切ったりしないでくださいね。「ヒゲ」は比喩表現です)






♪最大甲長が違う♪

以上、三種類のニオイガメさんの違いを解説してきましたが、

冒頭でもお知らせしましたが、
カブトニオイガメでは最大16cm。
オオアタマヒメニオイガメでは最大14cm。
スジクビヒメニオイガメでは最大11cm。

と、一般的には言われているそうですが、
当店でカメさん達を計測している上では、

オオアタマヒメニオイガメ12cm前後(過去10年間計測)
スジクビヒメニオイガメ11cm前後(過去5年間計測)
(カブトニオイガメは当店では販売しておりませんので省きます)
※計測器は、デジタルノギスを使用。

上記の長さで成長がほぼ、止まっております。

それまではぐんぐん大きく成長しておりました。

スジクビヒメニオイガメに関しましては、

9cm程で落ち着く子もいたり、
12cm程まで成長する子もいたりと様々です。

オオアタマヒメニオイガメさんはほぼ最大甲長12cm前後、
もしくは以上と考えて問題なさそうです。

遺伝などの関係もあるかもしれませんので、販売している子の中でも、

あまり大きくなっていない親の子亀さんや

大きくなっている親から生まれた子亀さんをご希望でしたら、

一度、メールかお電話にて事前にご相談ください。お調べ致します。
※データが不足していた場合にはご容赦ください。



♪大人になると、こうなります♪
(※販売対象ではありませんので、店頭でご覧いただくことは出来ません。)


成長するにあたり、様々な親から受け継いだ遺伝や、

生活環境などで違いが出ていることが見受けられます。

当店にいる子達を眺めてみますと、

スジクビヒメニオイガメはおっとりとした雰囲気の子が

多く見受けられます。

逆に、オオアタマヒメニオイガメには

画像の様に口を開けて威嚇をする子が多く見受けられます。
小さな頃はやんちゃで、その傾向が強いですが、大人になるにつれておとなしくなる子もおります。個性です。

観てお分かりの通り、大人になった時のニオイガメさんは頭部が大きく、顎が発達しております。

特にオオアタマヒメニオイガメさんのほとんどは

咬む力が強く、咬まれると怪我をしてしまいますので、

飼養を開始する際には、心得ておいてください。
(念の為参考:良く飼育されるミシシッピニオイガメも同様、また、想像が難しい場合には大人のザリガニに挟まれない様にするのと同等とお考えください。ザリガニの様に動きが複雑ではないので、気を付け方としては簡単です)

どちらの種類の子も、持ち方に気を付ければ飼い主様と、

ずっと仲良く暮らしていけます。

大きくなった時の持ち方などは店主に確認してください。

↓オオアタマヒメニオイガメの最大サイズはこんな感じです♪↓
※5年前から甲羅の長さは変わっておりません。最大で止まっております。

※不安な人は、大きめの網で掬ってお世話してもよいでしょう。気をつけてればなにも怖くはありません♪大きくなると甲羅が長くなるため、飼い主様も、持ちやすくなります。

大きくならない為、45cm水槽でずっと飼育することができます。
(参考:クサガメやアカミミガメは20cm以上になるため、また、甲羅干しを好む為、90cm水槽が必要となります。)









その他、ニオイガメには
ミシシッピニオイガメという種類の
かめさんがおります。
補足)よくお問い合わせがありますので補足しておきます。ミシシッピニオイガメはさまざまな場面で「初心者用」「飼い易いかめ」と記載されている様ですが、実際にはよくみかける子は生まれたての様な甲羅が柔らかくそして小さく、割と気を使い、皮膚もそれほど強くありません。
飼い始めを検討される方は、少し育ったカメさんを選ぶと良いでしょう。

たまに里親探し依頼があることがありますので、

いつになるかはお約束は出来ませんが、
里親受入れ先一覧へのご登録をしていただければ、

里親募集の詳細情報をアップし次第、ご連絡させていただきます。
(里親受入れにはルールと遵守事項を設けております。お守りいただける方のみとなりますのでご了承ください)






最後までご覧いただき、
誠にありがとうございました。


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ニオイガメに適した沈下性フードの販売ぺージは
こちら
※ニオイガメ類は、水底を鼻先で探る様にエサを探す習性があります。その為、水底に沈むエサを食べやすい様です。


当店では、オオアタマヒメニオイガメ・スジクビヒメニオイガメの
自家繁殖かめさん(子ガメ)を販売しております。
お問い合わせはメール又は下記連絡先へ。

TEL:045-443-5755


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